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インフォメーション

2019

06/21

ボランティア参加者の声⑫

ボランティア参加者の声

年度が替わる4月以降、ぶーどばんく0SAKAにも新しい方々が来られています。

通常配送は一人で行くのですが、初めての方が来られると、現場の様子や配送の要領を体験していただくために、複数で配送に出ます。この3か月ほどの間にも、何人ものボランティアの方々と配送に行きました。

1人の時はたいてい、日頃あまり耳にしないラジオを聴きながら配送先をめざして黙々と走るのですが、2人となると、車が走りだすといろんな話が出ます。自己紹介から始まって、趣味や最近の気になることなど、内容は多岐に渡ります。そして、その中でも必ず出るのが、「どうしてふーどばんくOSAKAに来ようと思ったのか?」という話題です。

このふーどばんくOSAKAに来られる方々は、それぞれに違ったキャリアや経験があり、各々の人生観や社会観を持っておられます。いわばお一人ずつに各自の「哲学」のようなものがあり、だから話してみるといろんな思いや意見が聞けて、とても楽しく、また勉強になることも多いです。

ただ話していると、食品ロスの問題や廃棄物処理などの環境問題であったり、子どもの貧困をはじめとする社会問題であったりと「切り口」が違っても、「あー、それでこの人は、ふーどばんくOSAKAの”門をたたいた”のか。」と腑に落ちる、その人の思いがみえる”瞬間”があります。私としては、この”瞬間”に出会えることがうれしく、それがボランティアに来て良かったと感じる時でもあるのです。

まだまだ、善意の上に成り立っている感が否めない(失礼!)ふーどばんくOSAKAですが、こうした出会いに思いを馳せながら、今日も配送に出かけて行きます。