2017
03/23
応援メッセージ
3月7日(火)に堺エコロジー大学の専門コースにて、食品ロス削減の取り組みの一環として取り組んでいる、ふーどばんくOSAKAの紹介をさせていただきました。
紹介の終了後、専門コースを修了された古本久仁さんから、エコクッキングのレシピ紹介があり、食品ロスの削減の一端として取り組まれている古本さんのレシピ等をご紹介させていただきます。
古本さんより
私は食と健康に興味があり、食を取り巻く環境問題が気になり、堺エコロジー大学に参加をするようになりました。
食は栄養を取り入れて体の健康を保つだけでなく、食べることで幸せな気持ちになりこころを満たします。そういう意味で大切な事と思います。
私は日頃エコクッキングを心がけており、昨年は堺市のサマーエコクッキングコンテストでグランプリをいただきました。
今は堺エコロジー大学で勉強したことや、自分で工夫したことを知ってもらいたいと思い、今年から友人とエコ工作やエコクッキングをするグループを始める準備をしています。
また、堺エコロジー大学のほうでも活動し、これからもいろいろな方々と出会い環境の大切さを共有し、自分の学んだことや工夫したことを伝えていきたいと思っています。
~古本さんのエコクッキング~
エコクッキングは、家庭からの食品ロスを減らすための1つの方法です。
エコクッキングの前に、3つのポイントに気をつけることでロスは少なくなります。
【3つのポイント】
①適量を知る
一度どれくらいの量をどれくらいの時間をかけて食べるのか、チェックする事が大切です。
パッケージに買った日の日付を書いておくと簡単に分かります。
②食材を知る
いくらエコと言っても、体の害になる物は食べられません。
なるべく安全な物を安全な方法で食べましょう。
ま、調理方法で美味しく食べられることもあります。
③スケジュールを知る
自分が忙しい日は作れません。また家族の予定も把握姉妹とムダになってしまいます。
【エコクッキング事例】
調味料・例:マヨネーズ
うまく出し切れず捨ててしまう所も、切り開くことで使いきれます。意外とたくさん残っていて驚きます。一生涯ではどれくらい捨てているのでしょうか?
出汁ガラの活用
だしを取った後の出汁ガラは美味しいごはんのおかずになります。昆布はごはんを炊く時に一緒に入れて炊くと驚くほどやわらかくなり、ごはんもおいしく炊けます。一度でまだ固ければ二度炊き込むと良いです。(三度目は溶け出したため二度まで)昆布が柔らかいので短時間で出汁も塩分・糖分も少なめで煮あげる程度でOKです。ガス代も少なくて済みます。
カツオはフライパンで炒り、味をつけてふりかけにするとおいしいです。
【エコクッキングを続けるコツ】
①パーフェクトを望まない
あまりがんじがらめにすると続きません。一日だけでも、一日だけでもと少しから始めて長く続ける事で自信がつきます。
②簡単なものを中心に
混ぜ込むだけのものはかんたんです。
・ジュースんの材料ににんじんの葉やセロリの葉を追加
・スープの材料によく洗って厚めにむいたジャガイモの皮やキャベツの芯を追加
・ハンバーグの材料に野菜の端材を追加
③ほめる・ほめられる
ほめてもらうことでモチベーションが上がり、自分でもほめることで自分を認め自信がつきます。また作りたい気持ちにつながります。
気長に気楽にぼちぼちとエコクッキングを続けて行きたいと思います。
最後に古本さんから、エコと言っても食べることなので、体の害になる物は食べず、安全なものを安全な方法で食べることが一番大事なことだと教わりました。
また、ふーどばんくOSAKAの活動は多くの人に幸せをつなぐ大切な活動で応援をしたいともおっしゃっていただきました。
快くホームページへの掲載を承諾いただきました古本さん、ありがとうございました。