2019
08/30
ボランティア参加者の声
今日、久しぶりに中学生が登下校する姿を見かけました。
これまで2学期の始業式は、9月1日と決まっていましたが、ここ15年程前から授業時数確保のために、ほとんどの中学校で8月の最終週のうちに2学期をスタートさせているようです。
ふーどばんくOSAKAの事務局の近くの中学校では8月26日の月曜日から新学期を迎えたようで、当事者である中学生は、残暑も残る中で宿題提出や早々の実力テストなど、学習に追われる日々が始まることでしょう。子どもたちも先生方もご苦労様なことです。
さて、問題はここからです。これまでも新聞などは、この時期になると1年間で自殺が一番多いのは「9月1日」だということを毎年報道してきました。それが実際には8月の「最終週」になるのではと考えると、居ても立ってもいられなくなります。
勉強に自信がなくても、教えたり教えられたりと、お互いに支え合える”空気”が教室内にあり、共に過ごす学校生活が楽しく安心できるものであれば何の問題もありません。本来、学校とはそういう場所であるはずなのです。しかしそうでない場合は、つらいことです。
ふーどばんくに届けられる善意が、悩んでいる子どもたちの手元に届いて、少しでも生きる勇気につながることを願いながら、今日も食料品を積み込みます。