2018
08/28
ボランティア参加者の声
2018年の4月から、ボランティアとして主に配送などをお手伝いさせていただいています。食品を扱う企業や大手スーパーなどから出た賞味期限の迫った食品を、養護施設や介護施設・障がい者の方々が働く施設などに運んでいます。食品を持って行くとどこの施設もさわやかな笑顔で対応していただけ、この事業の意義とニーズが伝わってきます。
ふーどばんくOSAKAでは、各市町村の福祉関係の相談窓口に案内等を送り、必要に応じて個人への支援なども行っています。しかし、こうした緊急支援などはまだまだ少ないです。これは、フードバンクというNPO組織の知名度が低く、行政窓口などが十分に掌握できていないからだそうです。
私がこのボランティアに参加するきっかけは、「子どもの貧困」でした。これまでにも様々な場面で「子どもの貧困」に出くわすことがありましたが、具体的な手立ても打てないままにやり過ごすことがほとんどでした。
こうしたことを振り返りますと、ふーどばんくOSAKAの知名度を上げる取り組みも食品を配送することと同じくらい、あるいはそれ以上に大切な活動だと思います。お届け先でのコミュニケーションだけではなく、ふーどばんくOSAKAのステッカーを貼った配送用の車を走らせているだけでも重要な意味があると思うと、ハンドルを握る手にも力が入ります。様々なことに思いを馳せながら、今日もまた、がんばって配送に励みたいと思います。